語彙群
-英字-


ASPI Advanced SCSI Programming Interface

米アダプテック社が開発したデバイスドライバやSCSIデバイスに対応するソフトウェアを作成するための仕様。SCSIデバイスからホストアダプタに送られる標準的なコマンドセットを定義する。

Blue Book

現在は、CD Extraと呼ばれている。ソニー社とPhilips社によって規格化されたCDフォーマット。第1トラックに音楽トラックを、第2トラックにデータトラックを記録する。これにより、オーディオCDプレイヤーでもオーディオトラックの再生が可能になり、データトラックをパソコンで読むことができる。

CD-DA Compact Disc Digital Audio

従来からある音楽用CDの標準規格。パソコン上からはもちろん、オーディオCDプレーヤーで再生することが可能。その規格書の表紙の色から"Red Book"と呼ばれている。

CD Extra

第1セッションに複数個の音楽トラック、第2セッションにひとつのMODE2 XAのデータトラックをもつマルチセッションCDのこと。その規格書の表紙の色から「Blue Book」と呼ばれている。また、CD-PlusやEnhanced CDと呼ばれることもある。

CD-G Compact Disc Graphics

音楽用CDのサブコード領域にテキストや16色の静止画像などのデジタルデータを記録できるようにした規格。音楽と同時に再生することが可能で、CDカラオケや教育ソフトなどに使われている。

CD-I Compact Disc Interactive Media

音楽CDの延長線上にある規格。オーディオ以外のマルチメディアデータ(静止画・動画など)を記録し、対話型な利用を可能にしたもの。その規格書の表紙の色から"Green Book"と呼ばれることもある。CD-Iを再生するには、CD-Iに対応したプレーヤーが必要。

CD-I Bridge

CD-ROM XAディスクにCD-I情報を乗せるための規格。CD-ROM XA規格で作成されたディスクの特殊仕様。XA規格とCD-I規格の両方に適合しているためどちらのプレーヤーでも再生可能。データ記録形式は、MODE2 XAとCD-DA形式のみ。代表的なアプリケーションとしてコダック社の「Photo CD」がある。

CD-I Ready

音楽用CDにCD-I情報を乗せるための規格。音楽トラックとは別にCD-Iアプリケーションがディスク上に登録されており、音楽用CDプレーヤーで再生すると音楽トラックのみが再生される。また、CD-Iプレーヤーにかけると、混合モードのCD-Iディスクとして認識されて再生される。最初にCD-I情報をプレーヤー内のRAMにロードして、オーディオモードで音楽を演奏しながら、静止画やテキストを画面に表示する。

CD Plus

→CD Extra

CD-R Compact Disc Recordable

CD-ROMが読み込み専用であるのに対して、一度だけ書き込みのできるCD-ROMのこと。CD-WO(CD Write Once)とも呼ばれる。時代とともに追記可能なマルチセッションやパケットライトなどの機能が拡張されている。

CD-ROM Compact Disc Read Only Memory

音楽用に誕生したコンパクトディスク(CD)を利用した読み出し専用の大容量記憶メディア。1枚のCDの中には500Mバイト以上ものデータを記憶することができる。ディスク自体は半永久で劣化することがほとんどない。

CD-ROM XA CD-ROM eXtended Architecture

CD-ROMの標準的な規格。パソコンのデータやプログラムに加え、音声や画像などを記録・再生させることができる。1989年3月に、ソニーとPhilipsがマイクロソフトの協力を得て開発した。規格書の表紙の色から「Yellow Book」とも呼ばれる。CD-ROM XAは、コダックPhoto CD用の物理フォーマットにも使用されている。

CDを閉じる

CD-Rメディアにそれ以上、データを書き込まないようにCD-Rのセッションを閉じる(終了)こと。通常のCD-ROMドライブでの使用においてはCDを閉じなくても問題はない。

CIRC Cross-Interleaved Reed-Solomon Code

CD用に開発されたエラー修正符号のこと。CDは、エラーを検出するシステムと修正するシステムを組み合わせたものを使っており、エラー修正と正しいバイトの再現を可能にするエラー修正法の基本的な方法。ディスク表面の傷などによって発生する連続的なエラーの修正に適している。

ECC Error Correction Code

CD-Rメディアでプリマスタリングするとき、データを暗号化したり、データを記録する時に余分なデータをCD上に追加するためのエラー訂正コード。この余分なデータは再生時に利用され、データの転送中に発生するエラーを検出し、訂正するのに役立つ。また、この余分なデータを分析することで、CD-ROMドライブのデコーダ(複合器)がエラーの検出と訂正を行う。

EDC Error Detection Code

作成するCD-ROMのセクタデータ内のエラーを検出するために使われる。各々のセクタに32ビットのコードで存在する。

Green Book

ソニーとPhilipsが1986年に発表したマルチメディア用コンパクトディスクのフォーマットのCD-I用の仕様。音、静止画、ビデオなどのマルチメディアアプリケーション用の設計が定義されており、物理セクタはCD-ROM XA規格のMode-2 XAと同じでForm-1とForm-2の両方を使用している。論理フォーマットは、ISO9660と似ていてISO9660の上位互換規格でもある。

HFS Hierarchical File System

Macintosh固有のファイルシステム。本来はMacintoshのハードディスク用のファイルシステムとして考えられたもの。フォルダにより階層化を実現したもので、ISO9660よりも簡単にCD-ROMを制作できる。Mac版のB`s Recoderでサポートしている。

High Sierraフォーマット

米国ネバダ州のハイシエラ(High Sierra)ホテルで開催されたCD-ROM規格に関する会議で決められた論理フォーマットの標準規格。その時に集まったソニーやマイクロソフト、DEC、日立、Apple Computer、Philipsなどがハイシエラグループ(HSG)と呼ばれているためこの論理フォーマットを「High Sierraフォーマット」と呼んでいる。ちなみにISO9660規格はこのハイシエラフォーマットをベースにしている。

HSF →High Sierraフォーマット



ISO9660 異種機間のデータ読み込みを実現する目的で、国際標準化機構によって定められた規格。この規格に準拠していれば機種を越えたデータの読み込みが可能になる。

ISO9660フォーマット

MS-DOS、Macintosh、UNIXなど、どんなプラットフォームでも読み込むことができる汎用の高いフォーマットで、ISO(国際標準化機構)によって定められた。ISO規格では、ファイル名に使える文字はアルファベットの大文字と数字とアンダーバーに制限される。

ISOイメージ

ISO9660フォーマットでプログラムやデータ、各種情報をレコーディングするCD上に書き込むときと、全く同じ状態で構成された大きなひとつのファイルのこと。

ISRC International Standard Recording Code

国際標準記録コード。国別コード(2文字)、オーナーコード (3文字)、記録年 (数字2桁)、シリアル番号 (数字5桁) で構成されている。

Joliet

マイクロソフト社が作成した規格で、ロングファイル名を使って記録できるようにしたもの。CD に記録するファイルに、Joliet ではスペースを含め半角文字を使った64文字までのファイル名が使える。また、Joliet ではWindowsやDOSでCDの内容が見れるように、各ファイルに対応する8+3文字のファイル名も合わせて記録される。

MCI Media Control Interface

MME(Microsoft windows Multimedia Extensions)で定めているマルチメディア周辺機器などマルチメディアに関するパソコン本体とのインターフェイス。

MIXモード

→ミックスモード

MPEG Moving Picture Experts Group

カラー動画の符号式による圧縮フォーマットを決めるISOの下部組織。CD-ROMレベルの比較的低速なデータ転送でも動画が楽しめる。

MSCDEX Microsoft Compact Disk Extensions

DOSレベルでCD-ROMにアクセスできるようにするための常駐プログラム。CD-ROMドライブを認識させるためのデバイスドライバが組み込まれているとMSCDEXによりアクセスできるようになる。

Orange Book

CD-Rに関する事項が詳細に定義された規格書。ソニーとPhilipsが作成した。CD-Rだけでなくまだ実用化されていないCD-MOについても定義されている。

on-the-fly方式

→オン・ザ・フライ方式


PCM Pulse Code Modulation

録音時はアナログデータをA/Dコンバートすることでデジタル化し、再生時はデジタルデータをD/Aコンバートでアナログデータにする音声の録音・再生の方式。

Red Book

ソニーとPhilipsが作成したオーディオCDの仕様であるCD-DA規格に関することを定義した規格書。

SCSI ANCI(米国規格協会)が規格化した周辺機器のインターフェイス規格。ハードディスク、CD-ROM、MOなど周辺機器を7台までデイジチェーン接続できる。データ転送速度をあげるために、SCSI-2に進化している。

Yellow Book

パソコンのデータやプログラムなどをCD上に書き込めるようにした最初の規格。CD-ROMの標準規格になる。ソニーとPhilipsがマイクロソフトの協力を得て開発した。

[あ行]

イメージファイル

CD-Rでは、データの読み込み遅れから、CD-Rメディアに対して書き込みエラーが発生することがある。エラーを最小限にするために、書き込みたいデータをそのままCD-Rに転送できる形で、あらかじめひとつのファイルとして編集しておく。こうすることで、書き込み時にデータを転送するだけでよくスムーズな書き込みが行われる。このファイルのことを「イメージファイル」と呼ぶ。

ウエル

B'sレコーダの[仮想CDトラック構成]と[データトラック構成]の画面で、トラックやファイル・フォルダを登録するためのウィンドウ。

エンファシスビット

再生のときに音をなめらかにする機能。エンファシスビットを設定すると、トラックにエンファシス属性が書き込まれる。再生時にCDプレーヤーが標準のプリエンファシス曲線で強調補正を行うので音がなめらかなになるという特性がある。現在のCDプレーヤーは、ほとんどがこの機能を採用していないが、有効になっているトラックを再生しても特に問題はない。 B`s Recorder Proでは、音楽データのプロパティで設定できる。

オーサリング

画像データ、音声データ、プログラムなどを対話型で組み合わせて作成すること。ソフトウェアとしては、米マクロメディア社の"Director"が有名。

音楽トラック

CD-DA規格のサウンドデータを記録したトラックのこと。

オン・ザ・フライ方式

CD-Rメディアへの書き込みのための最小限の情報だけを準備し、データそのものは本来あるデータを直接読み込んでCD-Rメディアに書き込む方式。大きなイメージファイルを必要とせず、ハードディスクの空き容量が少なくて済む。ただし、速度の遅いハードディスクやCPUでは、書き込みが間に合わずエラーが発生することがある。

[か行]



仮想CD

CD-Rメディアへの書き込み作業を実行する前に、その内容をパソコン上に仮想的に設定したもの。トラック構成やファイル構成、各種情報が準備されている。仮想CD上に準備された内容が、実際にCD-Rメディアに書き込まれる。

キャッシュ

一度読み込んだデータを、高速に読み出し可能なメモリなどに一定量、保存しておくこと。再度読み出しの命令が来たとき、元のデータを読み込むのでなく、高速な読み出しのできるメモリ部分から読み出すことでデータの読み出しを高速化する。

キャディ

CDメディアを保護しながら、ドライブに入れるためのケース。安定性が高く、CD-Rドライブに向いている。

キャプチャ

画像データや音声データなどをディスクなどに取り込むこと。ファイルとして保存することで、取り込んだデータはいつでも再生できるようになる。

コピー許可

コピーを許可するデジタルデータであるという情報を与えるためのビットのこと。

コンペア

ディスクに書き込みが行われたときなど、元のデータと書き込まれたデータが完全に同一であるかを調べること。

コンベンショナルメモリ conventional memory

MS-DOSでユーザーが自由に使えるメモリ領域のこと。MS-DOSで基本的に管理できる1Mバイトまでの領域のうちの640kバイトまでをいう。640kバイトから1Mバイトの間は、UMB(Upper Memory Block)と呼ばれる。

-さ-



作業用ドライブ

メディアへの書き込みを実行するのに必要な作業をするためのドライブ。on the fly方式で書き込まないときは、このドライブにイメージファイルが一時的に作成される

サンプリングレート

音声などのアナログデータを一定時間単位でデジタルデータに変換するサンプリングのレベル。サンプリンググレードが高いほど高品質で、アナログの原音に近くなる。ちなみにオーディオCDは、ステレオ、16bit、44.1kHzのサンプリンググレードを持つ。

セクタ

ディスクを読み書きするための最少単位。同心円上にならんだトラックは複数のセクタによって構成される。

セッション

1回のデータの書き込み処理の開始から終了までを指す。

-た-



データトラック

音楽データ(CD-DA)以外のフォーマットで記録されたトラックのこと。一般的なプログラムや画像、ドキュメントなどの各種データを記録したトラックである。

データ領域

ISO9660 規格でユーザデータが書込まれるCD-ROMやCD-Rのディスク上の領域。

ディレクトリ

ファイルをまとめておく収納箱のようなもの。Windows95になってからはディレクトリのことをフォルダと呼ぶことが多くなった。ディレクトリの中にはさらにディレクトリ作る階層構造が可能である。大容量時代の現在では、ディレクトリを使ってファイルを整理する必要がある。

ディスクアットワンス

1度のセッションでCD-Rメディアに必要な情報をすべて書き込む方法。CD-Rメディアに空き容量があっても、追記することはできない。大量生産のディスク向けの書き込み方式。

デジタイズ

音声データなどのアナログデータをデジタルデータ化すること。

ドライバ

周辺機器など認識させたり、コントロールするためのソフトウェア。

トラック

メディアに書き込むときの基本となる構成内容のこと。

トラックアットワンス

メディアへの書き込みをトラック単位で行う方法。マルチセッションはこのトラックアットワンスで書き込まれる。

[な行]



[は行]



ハイブリッド

MS-DOS, WindowsとMacintoshのプログラムを、1枚のディスクに含んでいるCDのこと。MS-DOS ,Windows プラットフォームではISO9660フォーマットとして参照され、MacintoshではHFSフォーマットとして参照される。

パケットライト方式

ディスクアットワンスやトラックアットワンスよりも、小さい単位でデータを書き込む方法。ハードディスク感覚で簡単にファイル単位でCD-Rメディアへの書き込みが行える。

バッファ

データを転送するときに、一時的にデータを保存しておくメモリのこと。連続的にデータを転送する機器と、断続的にデータを受け取る機器の間でデータを転送するときなど、このメモリにデータを一時的に保存することで、効率よくデータの受け渡しが行える。

バッファアンダーラン

CD-Rメディアへのレコーディング中に、CD-Rドライブでホストから転送されたデータを一時的に保存しておくバッファが空になったために書き込みができなくなり、エラーが発生すること。

ビット

2進数(binary digit)の略。コンピュータで扱える最少単位の情報量。

ビデオCD

動画をMPEGの圧縮技術を使ってCDに記録したもの。最大74分の映像と音声を収録できる。ビデオCDに対応したCDプレイヤーが必要。パソコンでは、以前はMPEGボードと呼ばれる専用ハードウェアを必要としたが、最近ではアクセラレータなどでも十分に再生できる。

ファイルシステム

プログラムがファイルを参照できるように、CD のセクタ情報を、ファイルやフォルダなどに変換するシステム。これによりエクスプローラーなどで簡単にファイルを参照できるようになっている。

フォトCD

米コダック社が提唱したCDの規格。写真フィルムをデジタル化してCD上に記録するもの。最大100枚の写真を複数の解像度で記録している。一度に100枚記録する必要はなく追記も可能である。

ブランクCD

まだ書き込みが行われていない新しいをCD-Rメディアのこと。

プリギャップ

トラックを区別するためにトラックのデータ領域の前に書き込まれる領域のこと。ギャップの長さは諸条件により異なるが2〜3秒程度が基本。オーディオCDでは、曲の前後の沈黙区間に相当する。

プリマスタリング

CD-ROMを量産するときの工程で必要な作業。作成したデータをCD-ROMに書き込める形式に整える作業のこと。マスタリング作業の前工程である。

プロテクトメモリ

80286以上のCPUが管理できる1Mバイト以上のメモリ空間のこと。

ベリファイ

B`s Recorder Proでは、環境設定でレコーディング時に書き込んだCD-Rメディアのデータをチェックする項目がある。ベリファイは書き込んだCD-Rメディアが正常に読めるかをチェックしている。ただし、内容までは参照していない。

ポストギャップ

トラックを区別するためにトラックのデータ領域にプリギャップのあとに書き込まれる領域のこと。ギャップの長さは諸条件により異なるが2〜3秒程度が基本。オーディオCDでは、曲の前後の沈黙区間に相当する。

ボリューム

ISO9660規格においては、1枚のCDメディア全体を指す。

ボリューム記述子

ISO9660規格において、CDメディアに各種情報を書き込む領域があり、各種識別子などの情報が記述できる。

-ま-



マウント

メディアを挿入し、コンピュータがCDなどのメディアを認識すること。マウントすることでデータを読み込むことができる。

マスタリング

プリマスタから大量のCDを生産するために、ガラス製のマスタを作成すること。

マルチセッション

1枚のCD-Rメディアにセッション単位でデータが追記できること。

マルチメディア

動画、静止画、音声などあらゆるメディアをコンピュータでクロスオーバーに制御できる複合メディアのこと。従来の再生装置とは異なり、対話型であり、参加型でもある。具体的な内容は時代とともに進化している。Microsoft社では、Windows上でマルチメディアを実現するためのハードウェアの基準として、MPC1とMPC2という規格を定義している。

メディア

CD-RおよびCD-RWのディスクのこと

ミックスモード

データトラックと音楽データのトラックが混在するCDのモード。データトラックが最初のセッションで記録され、音楽データはCD-DA規格で次のセッションで記録されている。パソコン上でデータにリンクしてオーディオCDレベルの音声を再生するために考えられた。そのため音楽データが第2セッションで記録されており、オーディオCDプレイヤーでは再生できないことがある。

モード

CD には、2種類の記録モードがある。MODE1 はCD-ROMでもっとも一般的なフォーマットである。CD-DA規格よりエラー訂正が強化されており、より厳密なデータを要求するコンピュータの用途に適したものとなっている。MODE2はCD-IやCD-ROM XAで使われるモードで、データと音声をリンクさせるようなソフトに適している。

-や-


-ら-


リードイン/リードアウト信号

セッションの最初と最後の部分に書き込まれる、セッションの開始と終了を示す信号のこと。最初のセッションと2番目のセッションとの間は23Mバイト、3番目以降は14Mバイトの領域が使われる。各セッションの隙間には前のセッションのリードアウトと次のセッションのリードインが書き込まれる。

量子化ビット数

アナログ音声をデジタル化するために区切った1単位の音をどれだけのレベルで分解したデジタルデータにするかを決める数値。4,8,16ビットなどが一般的。B`s Recorder ProでCD-DA規格のオーディオCDを作成するときは、16ビットで作成されたwaveデータが必要。

ロングファイルネーム

Windows95からファイル名が8文字+3文字の制限を越えて付けることが可能になったファイル名のこと。半角で128文字まで使用できる。ただし、使用できる文字や文字数はISO規格と異なるので、CD-Rメディアへの書き込みには、ISO規格(またはその拡張規格)に準拠する必要がある。

論理フォーマット

ファイルやフォルダの並べかたやファイルやフォルダがディスクのどこにあるかを示す配置データをどういう形式で、どこに置くかなどを決めたもの。OSや規格ごとに決められている。これによりISO準拠のCD-ROMの論理フォーマットが判断できるコンピュータなら、その内容を自由に読み取ることができる。

論理ブロック

論理セクタの最少分割単位。CD-Rでの書き込みは論理ブロック単位で行われる。ISO9660では、CD上のアドレス指定はすべて論理ブロック番号によって行われる。

-わ-